2012/04/30
ドラマダ感想(紅雀ED)です。ネタバレを含みます。

・紅雀ED

最初にクリアしたのが、紅雀ルートでした。紅雀、何というか、すごくいい奴ですよね。自分自身も結構、重い事情を背負っているのに、幼い蒼葉を励ましてあげてたなんて。幼い蒼葉と紅雀のスチルは、本当にかわいらしいです。本土に帰ってヤクザの跡継ぎとされた後でも、碧島での記憶が心の支えだったのなら、そりゃ蒼葉に恋いこがれもするようになるだろうなと思います。

攻略対象キャラによって、クリアなら歌、ミンクなら匂いという感じで人を操るものが出ているのですが、紅雀が入れ墨だったのが面白いなと思いました。歌(=音)や匂いなどは、その情報を一旦、受け手が脳で処理するわけだから、その歌の音程や匂いの情報によっては人間の精神を操作することは可能だろうなと思うのですが、入れ墨はどういう原理で心を操るんだろう? と不思議に思います。
入れ墨=絵と考えて、歌や匂いみたいに、受け手(=入れ墨を見た人)が操られるなら、まぁ、脳に一旦、情報が入っているわけだからあり得そうだなと思うのですが、紅雀ルートの場合、入れ墨を肌に彫られた本人が心を操られることになるのですよね。やっぱり、皮膚に直接刻まれるということで、本人の心に強く残るものがあるのでしょうか。何か呪術的な原理とかがありそうな感じですが、そっち方面はよく分からないので残念。

紅雀グッドEDは、蒼葉と両思いになれてよかったなと心から思いました。蒼葉も触れていましたが、やはりばーちゃんはきっと二人の仲も気づいているのでしょうね。ごく普通に互いの家を行き来しているうちに、ふっとばーちゃんがしれっと「そういえばお前たち、式は上げないのかい?」とか言い出したら楽しい。
「え? 気づいてたの!?」と呆然となる蒼葉と紅雀には構わず、「アタシは、蒼葉にはしっかりした婿が必要だと思ってたんだよ。紅雀なら、まぁ、及第点かね」とかさらっと語り出すばーちゃん。『ドラマダ』の世界で同性婚がありかは分かりませんが、現代より少し未来のような感じなので、OKになってるかもしれないですね。


さて、それ以上にいろいろ想像してしまうのは、バッドEDです。心を破壊されて地下牢に繋がれる紅雀と、東江の“影”として暗躍して人々の心を操作する蒼葉。
このバッドED直前では、蒼葉と紅雀は恋愛関係にはないわけですが、バッドED後しっかり紅雀に執着している蒼葉を見ると、やはり蒼葉からも紅雀にすでに恋愛感情が生まれていたのでしょうね。そう思うと、このバッドEDはものすごく切ない。蒼葉も紅雀もバッドEDの状況を辛いと感じていないけれども、心の奥底には互いを想う気持ちがあるわけで、ある意味幸せなんだけど辛い関係でもあるなと思います。

バッドEDの二人の今後ですが。
蓮ルートで明らかになることですが、本能の蒼葉も分裂してしまった蒼葉の心の一部なんだそうですね。理性は消えてしまったって言ってるけど、本能がそうだったようにどこかに押しこめられていたり、突然分裂して理性が再び生まれる可能性はあるんじゃないでしょうか。だとしたら、もう一度一つになることもあるかもしれない。

たとえば、ふとした拍子に蒼葉が昔の紅雀のことを懐かしく思い出して、今の自分たちの関係に疑問を持ち出して、心が不安定化した拍子に理性の蒼葉と本能の蒼葉の心が一つになってしまう。で、本能の蒼葉に限りなく近いけど、本来の情けも持っている蒼葉になったとき、蒼葉はもう一度紅雀に正気を取り戻せないだろうかと考える。
そんな感じで、以下、少しシーンを妄想してみました。紅雀視点で、少しですがR−18描写を含みます。

***



『――……雀……。紅……く……』
 闇の中で、声が聞こえた。ぼんやりとした意識の中、聞こえた声によって、様々な感情が浮かび上がってくる。憎い。愛おしい。切ない。苦しい。――懐かしい。
『――紅雀』
 こうじゃく。コウジャク? ――紅雀。心の中で繰り返すうちに、それが自分の名だと思い出す。彼――紅雀は、声の聞こえてくる方向を仰いだ。
 頭上のはるか彼方に、光が見える。紅雀はその光に向かって、手を伸ばしてみた。もちろん、届かない。足下の闇を蹴って、紅雀はジャンプしようとした。途端、黒い蔦のようなものが、足に絡む。
 駄目だ。この闇からは出られない。出ない方がいい。そうする方が幸せなのだのだと、そう悟った紅雀は伸ばした手を下ろそうとした。
 そのときだ。
『紅雀。……負けるな。お前は、俺のヒーローなんだ。だから……負けるな』
 まけるな、だと。何も知らずに勝手なことを言うな、と紅雀は怒りを感じた。けれど、一方で声に込められた切実な響きに、心がざわめく。声の主の元へ行きたいと、紅雀は強く思った。足に絡む黒い蔦を蹴散らして、もう一度、ジャンプする。すると、まるで水の中にいるかのように身体が浮き上がった。
 これならば、上へ行けるかもしれない。
 紅雀は必死に闇の中を泳いだ。足に、腕に、腰に。黒い蔦がまとわりついて引き留めるのを、引きちぎって進む。そうする間にも、光の中から声は聞こえてくる。
 ――負けるな、負けるな、負けるな。
 他に言葉を知らないかのように、相手は『負けるな』と繰り返していた。その熱心さに、妙に勇気づけられる。紅雀は闇の中を泳ぎ続け、あと少しというところで光に向かって手を伸ばした。
 途端、光が近づいてきて――白い閃光に包まれる。


 最初に感じたのは、強烈な快楽だった。脳髄まで痺れるようなそれに、感覚のすべてがもって行かれそうになる。
 紅雀は長い潜水から顔を出したときのように、大きく息を吸い込んだ。瞬きをすれば、目の前に金瞳の青年の顔が見えた。自分は彼を知っている。憎い。愛おしい。切ない。苦しい。――懐かしい。胸が詰まるほどの感情の波が押し寄せてくる。そうだ。彼は――。
「あ、お……ば……」
 呟いた声は、紅雀の意思に反して、ひどく掠れていた。まるで長い間、声帯を使わなかったかのようだ。
「――っ……。紅雀……!」
 青年――蒼葉は叫ぶように言って、紅雀を抱きしめた。身体が密着して、生まれた強い快楽に紅雀は喘いだ。
「くっ……」
「ぅ……ああぁ……!」一緒に蒼葉もすすり泣くような高い声を発し、次いで笑い始めた。「ははは……。あはははは……。紅雀……本当に、紅雀だ……。帰って、きてくれたんだ……」
 どういうことだ?
 尋ねようとしたところで、紅雀は自分が蒼葉と身体を繋げていることに気づいた。張りつめた自分自身が、蒼葉の体内を深く穿っている。触れ合った部分から生じる強い快楽に、まともにものが考えられない。
「くそっ……。何でいきなり、俺が蒼葉と……」
「俺が、そう仕向けたんだ。お前が、最中に目覚めるように。……そうやって、既成事実を作っておきたかった」
「既成事実? 何のだよ」
「俺たちが、こういう関係にあるって事実だよ」
「ちっ……。何が何だか分からねぇが……とにかく、離れねぇと」
「駄目だ。最後までしよう」
 蒼葉はきっぱりと言って、誘うように腰を揺らした。途端、再び快楽の波が押し寄せてきて、紅雀は息を呑む。蒼葉の言うとおり、最後までしなければ自分も彼も収まりそうになかった。
「分かったよ。……だが、手加減できねぇぞ」
 呟いて、紅雀は蒼葉の腰を抱えた。動き始めれば、目も眩むような快楽に、頭の中で渦巻く疑問もどこかへ追いやられてしまう。つかの間、紅雀はすべてを忘れて、蒼葉に没頭した。


 紅雀は地下牢の壁に背を預け、蒼葉を抱いて座っていた。行為の後、意識を失った蒼葉は、安らかな顔で眠り続けている。その寝顔を見ているうちに、紅雀はこれまでのことを思いだしていた。
 竜峰との戦いで我を忘れ、心の闇に呑まれたこと。蒼葉が心の中に入ってきたが、結局、自分を呪縛から解放することはできなかったこと。はっきりと覚えているのはそこまでだが、その続きもぼんやりと記憶がある。理性を失った獣のような状態でも、見聞きした情報がぼんやりと脳に残っているらしい。
 蒼葉は、“暴露”に失敗した後、自分と共に東江に捕まったのだ。そうして引き離されて、自分は地下牢に繋がれて。次に会いに来た蒼葉は――それまでの蒼葉とはすっかり変わってしまっていた。
「今のお前は、どっちなんだ……?」紅雀は呟いた。
 以前の蒼葉ではない気がする。だが、東江と組んで喜々として人々の精神操作を行う蒼葉とも、どこか違う。今の蒼葉は、両者の中間にあるような印象を受けた。
「……どっちでもない。俺は、俺だ」
 不意に胸の中の蒼葉が声を発した。見れば、甘えるように紅雀の胸に頬を触れさせた蒼葉は、目を開いていた。目覚めていたらしい。
「どういうことだ?」
「お前が知ってる昔の俺も、お前の“暴露”に失敗した後の俺も、どちらも俺自身なんだ。あるとき、そのことに気づいて……二つに分かれた自分自身を、融合させた。それが今の俺だ。昔の俺は、お前に対して罪悪感を感じ、心配しつづけていた――その気持ちが、今の俺にも受け継がれた」
「じゃあ、俺がさっき闇の中で聞いたのは」
「俺の声だ。お前をもう一度“暴露”して、現実に呼び戻そうとしたんだ。……成功して、よかった。もう一度、本当のお前と話せて。こうして、触れ合えて」蒼葉は紅雀の胸に頬擦りをして、微笑んだ。それから、静かな目で紅雀を見上げる。「紅雀。俺を恨んでいるか? 憎いなら、俺を殺してもいい。――俺はお前のものだ」
 紅雀は身を強ばらせて、蒼葉を見つめた。
 憎くないのかと言われれば、確かに、憎む気持ちもある。自分の心の鎧の内側に入り込み、無防備な心を引きずり出して、救えなかった彼を。正気を失った自分を楽にしてはくれず、地下牢につなぎ続けた彼を。
 だが、蒼葉への感情は憎しみだけではなかった。心の闇に呑まれたのは、結局、自分自身の弱さのせいだ。蒼葉に咎はない。それに、彼が自分を生かしておいたのは――。
『――俺は、お前のものだ』
 愛おしくて仕方がないというような蒼葉の声音。正気を失っている間に、幾度となく告げられた言葉が脳裏に甦る。愛する者を独占して、自分のもとにつなぎ止めたいというのは、紅雀にもよく理解できる感情だった。正気を失う直前、自分もまさに蒼葉に対してそうした欲求を抱いていたのだから。
「俺は、お前を殺さねぇよ。憎しみがないと言えば嘘になるが……それでも、俺はお前が好きだ。やっと手に入れたお前を、手放せるか」
「そっか。じゃあ、ずっと、一緒にいよう」
 蒼葉はそう言って、微笑んだ。子どもの頃を思わせる無邪気な笑みだった。



***

 この後、紅雀と蒼葉は二人で姿を消して静かに生きていくいう結末もありですが。変則パターンも考えてみました。
 とりあえず、目覚めた紅雀は黒紅雀混じりな性格になり、蒼葉も白黒融合して灰色な感じになっているので、一筋縄ではいかない感じで。

変則1.東江を滅ぼして、二人で碧島にある軍事国家を支配して世界征服。
変則2.二人で碧島の軍事国家に対抗するレジスタンスに入る(なければ作る)。

という結末も、シキアキED2っぽい感じで面白いかもと思います。



2012/04/28
■捏造・全員生存ED「みんなでパーティ5」


『DRAMAticalMurder』クリアしました。
細かい感想はまた追々として、とりあえずおおまかな感想を。
絵が今までの作品とは少し違う感じだったので、最初は少し馴染みない感じがあったのですが、プレイたらすごく面白かったです。ただ、個人的には電脳ゲーム・ライムで闘っている場面を、もっと見たかったなと思います。
電脳ゲーム・ライムという設定があるからには

1.主人公とキャラがライムで対戦→主人公が敗北→咎狗みたいに「強者は弱者を好きにしていいんだ」となって、強制的に行為が行われる。
2.その後、主人公とキャラが和解。
3.エンディングで両想いに。現実世界で再会して、合意で行為で及ぶことになったときに、「そういえば仮想現実では前にもしたけど、現実にはこれが初めてなんだ」と気付いて二人で緊張したり照れたり。

という展開が絶対あると期待していたら、なかったので残念。ライムの空間は誰でも入れるらしいので、そういう展開は難しいのでしょうが。


残念なので、シキアキで考えてみました。
電脳ゲーム・イグラ。ルール無用でプレイヤーの中には脳にダメージを受けて廃人になった者もいるという。そのゲームに君臨する最強の王(=シキ)。
あるとき、ネット上でハッキングなどをして小遣い稼ぎをしていたアキラは、警察に逮捕されてしまった。司法取引が行われ、検察のエマからイグラに参加して王の正体を探れば、刑を軽くすると言われる。取引に応じてイグラに参加するアキラ。やがて、シキと遭遇して仮想空間でバトルをする。バトルで敗北したアキラは、自らの意思に反してシキに犯されてしまう。 そのことがきっかけでシキを恨み、追いかけるようになるアキラ。だが、そうするうちにシキがイグラの王となった目的を知るようになり……。

(目的は特に考えていません。とりあえず、何か深刻な事情があるイメージで)

やがて、事件が解決し、互いへの想いに気付くシキとアキラ。現実世界で再会した二人は、お互いへの想いを確かめ合う。ここで、上記の3の雰囲気になるとすごく萌えます。



2012/04/22

・ED2のシキとニコルウィルスについて

「アキラが秘密を持つ話」を書きながら考えていたのですが、ED2のシキとニコルウィルスについて。何だか以前にも同じような内容を書いた気がするのですが、ED2と3のシキの差がいったい何なのかいつも悩んでしまうので、もう一度整理してみました。

ED3と違って、ED2ではアキラの非ニコルが入っている。となると、効果の現れ方も違うはずですよね。その違いが、麻薬王(=秩序を無視した支配者)か独裁者(=自分自身が秩序になった)なのだろうと思います。
ゲーム中、シキはニコルウィルスについて、精神的に強くなる=一部感情の強化+余計な感情の切り捨て効果があると認識しているようです。
それを前提とすると、ED3でシキはニコルウィルスの効果をダイレクトに受けているので、支配欲だけが異常に強化されてしまっている。ので、新生ヴィスキオの王になって実質的にニホンを支配し、アキラの理性を破壊して愛妾とした。でも、情や理性の部分は一切捨ててしまっているので、ED2のように自らの支配するニホンのために秩序を築くことはしないし、愛妾であるアキラに態度では愛情を示さずにどこか突き放した対応をする(アキラを放り出して遠征に行ったりとか)。
対してED2。こちらでは、シキはニコルウィルスの効果をアキラの非ニコルによって、薄められています。だからまだある程度、理性的な部分が残っているというか、ニコルの効果の出方がマイルドなんじゃないかと。確かに支配欲は強化されてるからクーデターを起こして自分が国家元首になっちゃったりするけど、無政府状態にするわけじゃなくて彼なりに秩序を築いている(たとえ恐怖政治だとしても)。また、アキラも理性を破壊してすべてから遠ざけるのではなく、ちゃんとアキラを尊重して部下として傍に置いている(もっとも、アキラは昔とは変わってしまってはいますが……)。
じゃあ、ED2のシキのどこでニコルウィルスによる作用が強く出るか?
シキとアキラが『特別な関係』にあるかどうかは、ゲーム本編のED2には描かれていないので妄想するしかないのですが、シキのニコルウィルスによる作用が強く出るのは、やっぱりアキラに対してだったらいいなと思います。アキラを部下として鍛えて傍に置いてるけど、アキラに対しては非常に過保護で強く執着してる感じで。仕事なんかは「これぐらいアキラならやるだろう」と言いつつどんどん任せる(=それだけ信用している)んだけど、一方でアキラが他の人間と仲良くしてたり、ひとりで外出した帰りが遅かったりすると、過剰に心配したり嫉妬したり。
で、アキラもシキのそういう傾向には気付いていて、シキが不安になっているとさり気なく安心させるような言葉を言ったりしているという。そんなED2の関係もいいと思います。


4/15 「こんばんは!復帰おめでとうございます〜」の方へ
こんばんは! 復帰に気付いてくださってありがとうございます! そんなに確認していただいていたなんて、光栄です。頑張って更新した甲斐がありました。体調、お気遣いいただいてありがとうございます。私も一時風邪を引いたのですが、完治しました。この時期、意外とあなどれませんよね。
それでは、これからも楽しんでいただけるよう、頑張って更新を続けていきますね!



4/16 「お久しぶりです。お仕事が忙しそうでしたので〜」の方へ
お久しぶりです! 新作、さっそく読んでいただいてありがとうございます!
うちは結構、続き物やシリアスが多いのですが、最近は読みきりでほっとしたり可愛さに和んだりするお話も素敵だなと思うようになったので、可愛い話路線で更新してみました。それでも書いているうちにED2の環境についていろいろ考えたので、ちょっと中盤シリアス気味になってしまったのですが、可愛いと言っていただけて嬉しいです!
夏のオフも、楽しみにしていただいてありがとうございます! まだ確定ではないんですが、オフができるように予定の調整を頑張りたいと思います。





2012/04/15

■ED2「アキラが秘密を持つ話」

お久しぶりです!仕事が一段落した気配なので、復帰しました。2月3月と頑張ったので、今年の夏はイベントに参加する余裕があるかもしれません。オフで出したいネタがあるので、もし確実に参加できそうだったら、夏ごろにまたアナウンスします。
今回は久しぶりの更新なので、頭を咎狗世界に戻すために連載とは別の話にしてみました。パーティのお話の続きはまた追々に。

・ED2の職場の食堂について
ED2のシキとアキラの職場(ウチのお話ではたいてい『総帥府』としているはずですが)に、食堂はあるんだろうか?と気になります。あったとして、総帥であるシキはそこで食べるんだろうか?まぁ、もちろん外国の大使や企業のトップと会食することも多いのでしょうが……。そうでないとき、食堂を使わないとしたら、食事はどうしてるんだろう。別に用意して運んでもらうとか?
ED2シキの尊敬のされ具合からして、総帥が普通に食堂で食べてたら、他の職員は「おぉ、総帥だ!」と思いつつ緊張して食事が進まないかもしれませんね。



2012/03/11

もうすぐキラル新作発売ですね。個人的には、攻殻機動隊とかサイバーパンクものが大好きなので、電脳オンラインゲーム「ライム」の部分が気になります。事前情報はサイト以外見ないタイプなので、どんなだろうとわくわくしています。
サイバーパンクといえば、咎狗の世界観でサイバーパンクとかもありかなと新作のページを見ていて思いました。イグラが電脳オンラインゲームで、マトリックスみたいに現実世界では眠る感じで仮想現実世界に入っていくわけです。で、勝つまでログアウトできないとか。……でも、シキは実際に闘う方が好きそうだから、よっぽど仮想現実の戦闘=現実の戦闘みたいな扱いになる世界じゃないと、そういうのはやらないかな。現実では戦争できないから、仮想現実で代替の戦争をやってるんだ的な世界なら、参加してくれるかもしれない。


・肉じゃがとシキアキ
最近どこかで肉じゃがは「男が彼女に作ってほしい料理」というのを見て。
シキは洋食より和食系が好きそうなので、とりあえず簡単な和食を練習しようと思って肉じゃがを作ろうと奮闘するアキラを想像しました。で、できあがって夕飯でシキと二人肉じゃがを食べているときに、シキがぽつりと呟く。
「そういえば、肉じゃがというのは男が彼女に作ってほしい料理の代表格だというが……」


アキラの反応は
「なっ! 俺はそういうつもりじゃなくて……ただ、あんたが和食好きだから、簡単な和食を練習しようと思って作っただけで……!」
と、照れてある意味別の告白をしてしまうというのも素敵ですが、ここはちょっと変化球で、
「へぇ、そうなのかぁ。俺はやっぱりオムライスがいいな。じゃ、あんたはオムライス作ってくれよ」
とシキのある意味からかいを受け流して、なおかつオムライスをねだってしまう強かな展開もどっちも捨てがたいです。



2/29 「4月まで更新は無いものと思っていたので〜」の方へ
お返事が遅くなりましたが、「ポッキーゲーム」の更新、読んでくださってありがとうございます!お休み中で動きのないサイトなのですが、見に来てくださってとても嬉しかったです。こちらこそ、元気をいただきました。
やっぱり、シキとアキラは、お互いを意識して照れあってじりじりしていると可愛いですよね!




2012/02/29
■ED1「ポッキーゲーム」
もしかしたら二月にあと一回更新できるかも、と言っていた更新分です。
バレンタインに何もできなかったので、二月中にそれらしいものを、と思って書いたのですが、どうもポッキーの日向けのお話になってしまいました。

シキは、ゲーム本編から察するに、キスをするときにものすごく照れる人なのではないかと思います。それでも普通にキスするならさっと顔が近づいてしまうので隠せるけど、ポッキーゲームはじわじわ二人の顔が近づくので、アキラは一回ちゃんとポッキーゲームをしてみたら照れるシキが見られるかもしれないなと思います。



2012/02/12

・ポッキーゲーム

パーティの話の関係で、有名な(?)ポッキーゲームについて考えていたのですが。よく考えたら、あれってどうなると勝ちでどうなると負けなのか分かりません。なので、ウィキペディアで検索してみました。

・チーム戦の場合、二人がポッキーの両端をくわえて、折ったり離したりせずに終了時のポッキーの長さが、最も短いチームが勝ち。
・個人戦の場合、二人がポッキーをくわえて、折ったり離したりした人の負け。

ということなのだそうですが。
いざポッキーゲームをすることになったとして、ゲーム本編でもアキラにいろいろしながらも最後までキスはできなかったシキのこと、敢えてアキラに負けてあげてたりしたら可愛いなと思います。
パーティの中で誰かがポッキーゲームをしてて、それを見たアキラ(ちょっと酔ってる)が宴会の後かたづけのときに、シキと二人きりになって、皿に残ってるポッキーでポッキーゲームをしようと言い出す。が、シキはアキラのことが好きなんだけれども、ゲーム本編でもなかなかキスできなかった性格なので、断ります。それでもアキラがポッキーをくわえて差し出してくるので――ポッキーを抜き取ってキスした後、またアキラの口にポッキーを戻して「俺の負けでいいと言ってるだろう」みたいなことを言っていると萌えます。
なんというか、シキはいろいろと自分の中で制限のある行為があるんだけど、その制限を乗り越えると過剰に突っ走る印象があります。
ちなみに、ポッキーゲームに勝たされたアキラは真っ赤になって呆然としているといいと思います。


2/4 「パーティのお話、次はどうなるのかなーと〜」の方へ
パーティのお話、楽しみにしていただいているとのことで、ありがとうございます! 先が読めないと言っていただけるなんて、本当に光栄です。
パーティのお話は、自分でも思った以上にシリアス路線になってしまって、展開に困った部分もあったのですが、トシマを脱出して平和な暮らしに馴染んだ皆を書こう!ということであのような形になりました。ゲーム本編の続きっぽい感じにしたかったので、nの話で<でき損ない>を出してみたりしたのですが、上手いと言っていただけて嬉しいです。
キリヲとリンも異色のコンビですが、平和な暮らしに馴染んでこだわりなく会話できる二人を楽しんでいただけて、よかったです!
上のお知らせの通り、仕事が多忙なため1か月半ほどお休みするので、続きが先延ばしになってしまい申し訳ありません。続きを楽しみにしていると言っていただけたので、それを励みに、更新再開したら頑張って書きますね!




2012/02/04
■捏造・全員生存ED「みんなでパーティ4」
今回はリン視点です。リンはシキを恨みつつ、心の奥底ではやっぱり兄として敬愛しているといいと思います。そして、シキも何だかんだ言いつつ、リンが可愛いと素敵です。


2012/01/29

・殺し愛EDのシキ

咎狗のストーリーはアキラが主人公で、EDもほとんどがアキラ視点で語られていますよね。もちろん、殺し愛EDにつながるシナリオもアキラ視点でシキに挑発され、裏の世界へ踏み込むアキラが描かれている。
アキラの視点とプレーヤーの想像を合わせると、シキがアキラを挑発したのは、ちょっとした気まぐれという印象を受けます。もちろん、その裏側にはnが自分にしたようにアキラに自分を追いかけさせようという意図もあったのかもしれません。

アキラがシキを追う構図は、リンがシキを憎むようになった経緯ともよく似ています。でも、リンのときとアキラのときとは、シキにとって意味合いが違うのではないかと思います。
リンの場合、シキはペスカ・コシカのメンバーを殺しても、リンは生かしました。で、その後も仇討ちに来るリンを、(気紛れのふりをして)生かしています。個人的にシキとリンは実は兄弟仲がいいというのが好みなので、ペスカ・コシカ壊滅は仕方がなかったけれども、シキがリンを殺さなかったのは、弟を殺したくなかったんだろうと邪推します。
では、アキラは?
アキラを挑発したのは追いかけてきて欲しかったからで、その根底には本人も無意識の寂しさがあるんじやないかな、と。そのうち接触する機会があって、そんなつもりはなかったのについアキラに甘えてしまってうろたえるシキというシチュは素敵だと思います。で、アキラも憎んでいる相手のはずなのに何か普段と勝手が違って???となる。そのまま同業者に襲撃されて、お互い勝手が違うままにしばらく共闘することになって、次第に和解&思いを通わせ合うようになる、というのも萌えます。



2012/01/22
■捏造・全員生存ED「みんなでパーティ3」
今回はn視点です。nはアキラに失恋したという設定です。また『神はいない』云々の話が出ていますので、そういう感じが苦手な方は回避してください。なかなか宴会までたどり着きませんが、次回くらいに書けたらいいな。


■オフラインページをなくしました。
在庫終了のため、オフラインページをなくしました。オフラインの発行記録は文のページの下の方に掲載しています。
イベント参加を終了して一年経つのですが、手元に全く本の在庫がなくなってしまったのも、なんだか寂しいような。イベント参加はすごく楽しかったので、少しだけでも本を作ってまた参加してみたいのですが、なかなか時間が許してくれないので残念です。


〈通販連絡〉
・受付55の方、発送しました。メールでもお知らせしましたので、ご確認ください。
・到着報告を下さった方、ありがとうございます!無事に到着とのことで、ほっとしました。



2012/01/16
・在庫終了のため、通販受付終了しました。

〈通販連絡〉
今日までに申し込みメールをいただいた方に、返信しました。



2012/01/15

・海賊パロ(ちょっとだけストーリー編)

前々回、前回に引き続きの海賊パロネタでストーリーを妄想してみます。

基本はシキvsnで。
キャラ編でシキもnも海賊船の船長という設定を考えたので、じゃあ、やっぱり咎狗本編の流れを汲んでシキとnに闘ってもらおうと思います。この二人で争いになる原因と言ったら、ラインとかニコルウィルスがなければ、やっぱりアキラだよねーということで……。

<海の民>であるアキラは、13歳の頃に海賊に囚われていたところをシキに助けられ、海賊船の一員となる。それから五年後。18歳になったアキラは、航海士としてシキの海賊団の幹部として働きながら、幼い頃に生き別れになった兄を探していた。そんなとき、アキラは航海の途中で立ち寄った交易の街で、フードを目深に被った奇妙な男(実はn)と出会う。

……と、ここで凶悪な海賊が市場の女性や老人をいじめていて、思わずアキラが飛び出してしまうなんていうイベントがあると、素敵です。弱い者いじめを見逃せなくて出て行ったアキラだけど、相手が名のある海賊なので、闘ったらアキラの頭領であるシキの海賊業界での立場がまずいことになるに違いない。どうしたものか、という状況でフードの男(=n)がこそっと相手の凶悪な海賊に近寄っていくわけです。で、nが相手とひそひそ話をして、情報か財宝か何かと引き換えにその場を引いてもらうように頼む。わけが分からないながらも「ありがとう」と言うアキラに、フードの男は「礼には及ばないから、もう行った方がいい」と言ってアキラを帰らせる。雑踏に消えていくアキラ――その背中を見送ったフードの男が顔を上げて、nの顔が見えるという。

その後、シキは交易の街で情報待ちをすることに。そこで、先日アップした『海賊パロ(シキアキ編)』小話のようなエピソードが発生します。そして、街の情報を得たシキは、悪徳商人がお宝を積んだ商船か何かを襲うために出向する。このとき、アキラとシキは『海賊パロ(シキアキ編)』小話の経緯からちょっとぎくしゃくしている。で、襲撃のときに相手が護衛にやとった海賊との闘いの最中に、ギクシャクが原因で上手く呼吸が合わせられず、アキラは敵の手に落ちそうになる。
そこへ現れたのが、nの海賊団で、アキラはnに奪われてしまう。
nの船で実の兄=nと再会したアキラは、シキと離れたことから自分とシキの関係を見直し、想う気持ちを再確認する。そんなとき、シキがアキラを取り戻しにやってきて、nに決闘を申し込む。で、nとシキが決闘して、シキがn相手にアキラをどれほど愛しているか言ったり、闘うことで男の友情が芽生えたりして、最後にお互いを認め合ったあたりで海軍が捕まえに来て決闘は有耶無耶に。
どさくさのうちに、人質であるはずのアキラはうっかり解放されてシキの船に戻らされたりしていて、ハッピーエンドになります。――という、娘(=アキラ)を嫁に出す父親(=n)が、挨拶に来た婿(=シキ)を殴る的なストーリーだと萌えます。


<通販連絡>
・受付54の方、土曜日に発送しました。メールでもお知らせしておりますので、ご確認ください。


1/8 「海賊のお話、すごく萌えました!もともと〜」の方へ
お返事が遅くなって申し訳ありません。
こちらこそ、いつも見ていただいてありがとうございます!
何気なく萌え語りした海賊パロ、萌えていただけて嬉しいです!ファンタジー、いいですよね!私も好きです。
シキアキは、ゲーム本編からして二人とも自分への好意に無自覚なところがあるので、すれ違いのシチュエーションが似合いますよね。いつまでもすれ違い続けると、見ている側としてはちょっと寂しくもなりますが、二人が互いへの好意を自覚しそうでしなさそうなぎりぎりの境界線の辺りのシチュエーションが本当に素敵だと思います。
パーティの話も海賊パロも気に入っていただけて、幸せです。何度も読み返していただけるなんて、サイト管理人冥利に尽きる思いです。書くのが遅くて自分でも思うように話を進められないのがもどかしいですが、頑張って書いていきますね!




2012/01/08
■海賊パロ(シキアキ編)
前回に続き海賊パロでメモネタを書こうとしていたら、「あれ? これってもうちょっと文章足したらお話になりそう」というぐらいの長さになったので、パーティの話の連載中ですが間に挟んで更新してみました。(海賊のたしなみとして)シキが女遊びをしている設定ですので、女性との性描写はありませんが、苦手な方は注意してください。
ついでに以下はお話に入りきらなかった分の語りです。


・海賊パロ(シキアキ編)

上記お話に補足して。
シキもアキラもお互いのことを意識しているんだけど、どっちも鈍いので簡単に関係がすすまないという感じだと萌えます(というか、それがシキアキのある意味通常パターンのような気も……)。
海賊パロのアキラは、幼い頃から自分の一族が襲撃を受けたり海賊たちを間近に見てきて、略奪や暴行の場面を見すぎたことから、トラウマといかないまでもちょっと「海賊らしく女遊びするのって、好きじゃないな」という心境。同時に、恋愛もあんまり興味はなかった。……ところが、シキの船で育つうちに、いつしかシキに惹かれるようになっていて、目で追っていたりするんだけど、自分ではなぜなのかわけが分からないでいる感じ。
一方シキは、アキラをまだ子どもの頃に拾って共に過ごしているので、弟のような気持ちでいました。が、いつの間にか美しく成長したアキラに、やっぱり無意識に心惹かれている(けど、こちらも自覚は薄い)という。 シキはアキラのトラウマというか女遊びが苦手な理由はなんとなく分かっていて、普段は絶対そういうことでからかったりはしない。けれども、今回更新したお話では、「恋愛を敬遠するということは、自分も対象外なのか」と無意識に感じて、面白くなくて、つい絡んでしまったという。
そういう関係から、少しずつ近づいていくのが非常に萌えます。



2012/01/02

・咎狗で海賊パロ(設定編)

前回メモの海賊パロの設定を、もうちょっと考えてみたいと思います。
前回、和風海賊で考えてみたのですが、どうせならシキやアキラの和風海賊衣装も洋風海賊衣装もどっちも見てみたい! ということで欲張って、和洋折衷なファンタジー世界で考えて見ます。

<舞台>
和風も洋風もありな世界ということで考えてみます。地理的には大陸や島が適当にそこそこ海の上に散らばって存在する世界で、基本的には西洋風の文化が主流。あと、中華風文化圏のある中規模の大陸が一つと、和風文化圏な島(もしくは群島とか)がある感じだといいかなと思います。そんな感じの地理なので、和風文化圏の人間は交易の場に出ていくと割とレアな感じで見られるという。
とりあえず、和風文化圏な島に名前がないのは不便なので、「ニホン」としておきます。

(和風文化圏な島は、具体的な例を挙げて説明すると、昔PSで発売されたゲーム『ヴァルキリープロファイル』の世界観における『海藍』みたいなイメージです)

そういう世界なので、和風文化圏の海賊は、海賊業界の中でもレア。シキは、業界では「珍しいニホンの海賊で、しかも強い」という評価。
基本的に、他の海賊団は西洋人がほとんどです。キラルつながりで、他の海賊団の中にさらっとLamentoキャラ海賊団とか悪魔海賊団もあったり。sweetpoolキャラは、作品中も闘わないので一般人設定で、ニホン出身の貿易商とか。エマとグエンは海賊を取り締まる海軍設定にしてみるのもいいかもしれません。


<キャラ>
・シキ(海賊船船長)24歳
良家の出身だが、その家自体が海賊を輩出している家だったので、跡を継がずに海賊になってしまった。最初は西洋人の海賊船に乗っていたが、女子供などの弱者をも殺すやり方が気に入らなくて、18歳で独立。自分の海賊団を大きくしていった。

ということで、シキは船長です。個人的な趣味としては、普段の海の上では単衣を重ね着しつつ、メインは黒の着流し(遊女並みに縫い取りとか綺麗で凝ったデザインの)を着て、足下は下駄履きで過ごしているといいなと思います。武器はもちろん、長めの日本刀で。でも、いちおう、短剣や銃もじゃらじゃら腰に提げてると、海賊っぽい雰囲気が出ていいかも。 戦闘の時は、下駄をカツンと鳴らしつつ、刀を片手に先頭に立って指揮をします。着流しなので、大きい動きをすると膝くらいまで足が見えそうですが、むしろそれが素敵だと思います。
交易の場に出ていくときは、和装は目立つので西洋風の海賊の格好をしたり、西洋の貴族や商人っぽい格好をしたり。いちおうニホンでは良家の出で、礼儀作法はたたき込まれているので、商人や貴族のフリも十分に様になるという(逆に、素で海賊の振る舞いをしているときにも、粗野なのにどこか気品のある感じになっていたり)。


・アキラ(航海士)18歳
アキラは、とりあえず、シキの船の船員ということで考えてみます。
せっかく非ニコルの設定があるので、血に何か特殊能力があればいいな……ということで妄想してみました。
アキラは、ニホン出身ではなく、海の上を流浪する<海の民>の中で育った子。お母さんはニホン人なので、容姿はニホン人。兄にnがいる。<海の民>は、海に生け贄にすると一度だけ天候を思い通りにできるという噂が広まり、大半が捕らえられてしまっている。
アキラも幼い頃に母を亡くし、兄nはさらわれてしまった。13歳のとき、アキラは生き別れの兄を探して旅に出て、海賊に捕まってしまう。で、囚われの身のところへ、海賊船を襲撃してきたシキ(当時は海賊として独立したてだった)と出会う。で、ゲーム本編よろしく、牢屋の前でシキに抜き身の刀を向けられて「生きたいか? ならばあがけ」的なことを言われて、仲間になるという。
いちおう船での役職は航海士。海の精霊に愛されて海と共に生きる〈海の民〉の出身なので、海の知識や天候を読むセンスはすごい。けど、何せ若いので経験不足の面はある。シキの船で海を巡りながら、航海士として勉強中。海賊としての戦闘技術は拾われてからシキに仕込まれたので結構強い。ただ、シキや船の他の幹部には勝てないので、自分は強くないと思い込んでいる。
ちなみに、シキはアキラが<海の民>だということは知っていますが、いざとなったら生け贄にして〜等は考えてません。ピンチは自分の力で切り抜けるが信条のシキなので、アキラはただ面白いし、無意識のうちに心惹かれているから仲間にしただけ。


・n(海賊船船長)25歳くらい
<海の民>で、アキラの兄。子供の頃に拉致されて苦労したものの、強くなって自分の海賊団を持つようになった。アキラがシキの海賊団にいるということは知らず、行方を探している。
<海の民>は、海に愛された民なので、生命を捧げなくとも祈れば海が少しだけ味方をしてくれるというファンタジー設定。nはそんな<海の民>としての特殊能力を利用して、海賊の中でもかなり上位にるという。

ちなみに、シキとは対照的な感じということで、nは洋服メインで海賊団の構成員も西洋人がほとんど。武器は西洋の刀を使います。



2012/01/01
新年明けましておめでとうございます! 昨年はサイトを見てくださってありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。

■捏造・全員生存ED「みんなでパーティ2」
今回はケイスケ視点です。ケイスケはアキラに失恋したという設定ですので、苦手な方は回避してください。新年早々、やっぱりしんみりした話ですみません。

・和風海賊なシキアキ
先日『パーレーツ・オブ・カリビアン』のDVDを見返していて思ったのですが、海賊コスチューム、格好いいですよね。『パイレーツ・オブ・カリビアン』みたいな西洋の海賊もいいんですが、咎狗キャラは日本人が多いので和風海賊(倭寇?)設定もいいかもしれない。
時代考証には目を瞑るとして。
船長(というかお頭?)はシキで、上手く表現できないんですが、歌舞伎役者というか傾奇者っぽいというか、むしろ『遥かなる時の中で』のキャラのような感じというのか、そんな感じの結構派手で煌びやかな着物を着て、日本刀片手に他の船の襲撃の戦闘に立ってたりするとかっこいい。他のキャラも、シキほどではないにせよ、そこそこ派手めな衣装を着たりして。 アキラは他の船に囚われていて、襲撃の中でシキに出会うとか素敵です。でも、最初からシキの船の船員で、現在鍛えられている(実は可愛がられてもいるけど、アキラは自覚なし)新米船員なんかもいいな。












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