色気談義2
※年齢操作あり。 ※サブカプとして食満勘あり。 3.鉢屋三郎 まぶしい日差しで、鉢屋三郎は目を覚ました。しとねの上に身を起こせば、同じ部屋で書き物をしていた雷蔵が振り返って微笑む。 「――おはよう、三郎」 「もうそんな時間でもないんだろ? 今は昼前か? 私は寝すぎだな」 「いいじゃないか。お前は忍務で昨夜遅くに帰ってきたんだから。ゆっくり休めばいいよ」 そう言いながらも、雷蔵は三郎の相手もほどほどに書きものに戻っていく。おそらく執務中なのだろう、きりりとした彼の後ろ姿を眺めて、三郎は目を細めた。十の頃から見慣れたその背は、八年の歳月を経てすっかり大人のものとなっている。 忍術学園を卒業するとき、三郎と雷蔵は二人してどこの城にも仕えることを選ばなかった。かといって、自由契約の忍となったわけでもない。六年のとき、三郎の実家の鉢屋衆でお家騒動が起き……その成り行きで二人は忍衆を立ち上げることとなったのだ。紆余曲折あったものの、三郎が主体となって創設した忍衆――“暁衆”はようやく運営が軌道に乗り始めていた。 とはいえ、暁衆はいまだ小く、最小限の人数しかいない。頭領たる三郎やその右腕の雷蔵も頻繁に忍務に出る傍ら、忍衆の運営もせねばならぬ。そのため、二人は常に多忙だった。本当なら、雷蔵とてのんびりしている暇はない。 それでもこうして眠る三郎の傍にいてくれたのは、昨夜、三郎があまりに悲惨な戦場の忍務から帰ったせいだろう。しとねに倒れ込む直前、三郎は雷蔵に我が侭を言った。『目覚めるまで傍にいて』という、子どものような我が侭である。とはいっても、三郎は甘えを雷蔵が聞き入れてくれるとは、考えていなかった。彼は三郎を慈しんでくれてはいるが、無闇に甘やかしたりはしないからだ。 だから、仕事をしながらも傍にいてくれる雷蔵に三郎は嬉しさを覚えた。思わず布団を被ったまま、這い寄って雷蔵の腰の辺りにすり寄ってみる。 「もう、三郎。邪魔しちゃだめだよ」 「だって、雷蔵にくっついてたい気分なんだ」 「やれやれ。お前はいつまでも甘えただね」 雷蔵は口だけは咎めながらも、いっそう甘やかすように三郎の髪を撫でた。目を細め、それを受け入れる。彼は優しい。それに強い。だから、苦境であっても三郎以上に平然としていたりする。そういう強さに、三郎は惹かれていた。 けれど、そればかりではない。 三郎は雷蔵が髪を撫でるのに目を細めながら、三年前のことを思い出していた。 *** 眼下の丘の麓には、松明の群れが無数の星のように輝いていた。その松明の群れが灯りのともる忍術学園を取り巻いている。鉢屋三郎はその光景を見下ろし、目を細めた。 風の報せに聞いた通りだ、と確信する。風聞では、六年の歳月を過ごして現在では我が家とも思える学び舎は、東国大名に攻められているということだった。耳にしたときには信じられなかったその光景が、今、目の前に広がっている。包囲された学園の中には大切な後輩や級友たち――それに、親友にして恋仲である不破雷蔵が残っている。とりわけ、三郎の同級生たちは最上級生として、この状況に対応しているはずだった。 学級委員でもある三郎が、学園の危機に何もせず外にいるのは、数ヶ月前に実家に呼び出されたせいである。三郎の実家の忍集団・鉢屋衆の中で内部抗争が起きたため、呼び戻されていたのだ。三郎は兄らと共に数ヶ月かかって奔走し、騒ぎの解決に務めた。そうしてようやく事態が収束しかけた頃、忍術学園が侵攻されたという報せを受けた。寝耳に水としか言えない。三郎は実家の内部抗争の処理を兄に押しつけ、強引に学園に戻ってきたのだった。 東国大名の軍が取り巻く忍術学園は、幾度か実習に赴いた戦場と同じ――もしかするとそれ以上に危険な場所となっていた。それでも、三郎に戻らないという選択肢はなかった。級友や後輩が心配だったということもある。だが、それ以上に愛おしい雷蔵がいるからには、三郎はそこに行かずにはいられないのだ。 「――さてと。うちに戻るか」 戦場に突っ込むとは思えない軽い口調で呟いて、三郎は駆けだした。夜闇に乗じて風のように走りながら、手早く顔を他人のものに変える。次いで、素早く衣類も東国大名の足軽のものにした。 陣地に紛れ込んで足軽のふりをし、武将に化け、物売りに変わり、と次々に姿を変えていく。鉢屋のお家芸たる変姿の術の大盤振る舞いだ。だが、雷蔵の元へ戻るためなら、何一つ惜しむものはない。やがて、敵の陣地を抜けた三郎は夜闇にとけ込んで、包囲の中心にある学園へたどり着いた。 学園の門を守っていたのは、非常事態ということもあって一級下の五年生たちだった。体育委員で武術に優れた平滝夜叉丸が、真っ先に三郎の姿を見咎めた。「誰だ?このような時間に何用だ?」と鋭く推何(すいか)の声を発する。 「そうか。この姿では分からぬか」三郎は微笑して、物売りの姿から学園で日常的に使っている雷蔵のものへと顔を変えた。「私だ。六年ろ組、鉢屋三郎が今、戻った」 「鉢屋先輩? ……本当にあなたですか? このようなときに戻られるとは」 平は三郎が本物かどうか、疑っているらしかった。無理もないと三郎自身も思う。そもそも三郎は雷蔵以外に素顔を明かしたことがないのだ。三郎が本物かどうか証明するといっても、平たちには何が実物なのか分かるまい。 そうはいっても、三郎はやや焦っていた。早く早く仲間たちと再会したい。 「すまないが、平、私を通してくれ。このような状況だ。早く級友たちのもとへ戻って、学園のために微力なりとも尽くしたい」 「しかし、先輩が本物だと分かるまで通すわけには参りません。それがこの私の役目です」 「平……」 二人の会話が押し問答になりかかったときだった。「ちょっと待って〜」と場にそぐわない軽い声音が聞こえた。見れば、金色の髪の斎藤タカ丸が学舎の方から来るところだった。 「タカ丸さん」平が咎めるような声を発する。 「ごめん、滝夜叉丸くん。話の結論が出なさそうだったから、最終兵器に登場してもらっちゃった」 「最終兵器ですって?」 「ほら、不破くんだよ」 斎藤が微笑しながら、道を開けた。そこに深緑の制服をまとった雷蔵が立っていた。癖の強い髪も丸い瞳も数ヶ月前、別れたときと変わらない。それでも、彼はどことなく大人びた風だった。三郎はこの数ヶ月、雷蔵が変化する過程に傍にいられなかったことを後悔せずにはいられなかった。 だが、雷蔵に再会できて嬉しいことには変わりない。 「雷蔵!」嬉しくて叫ぶ。 「おかえり、三郎」 非常事態の最中ながらも、雷蔵は普段と変わらぬ穏やかな笑みを浮かべてみせた。泰然としたその物腰に、三郎は微かに違和感を覚える。だが、それを追求するよりも先に、勢いこんで平が雷蔵に尋ねた。 「不破先輩、これは本物の鉢屋先輩ですか? 敵の忍の変装という可能性は……?」 「ない。これは三郎以外の何者でもないよ。僕には分かる。だから、平、申し訳ないけどこの男を通してやっておくれ」 まったく迷いのない雷蔵の言葉。その強い響きに気圧されるように、平は頷いて三郎に道を開けた。三郎は忍術学園の門を潜りながら、雷蔵と視線を合わせた。腕を組んでたたずむ雷蔵の姿は、凛としている。常は無限に形を変えて流れる水のように柔らかな雰囲気をまとっているのに、今はまるで風を切って飛翔する手裏剣の刃のよう。先ほどの、微塵の迷いも見せずに三郎を本人だと断定した態度といい……。 ――雷蔵は、だいぶ無理をしているらしい。 三郎は内心呟いた。そう、雷蔵が迷わぬとき、彼は無理をしていることが多い。 そもそもの始まりは、二年のときである。今は優秀と言われる雷蔵だが、昔は迷い癖のせいで努力家なのに落ちこぼれだった。そこで、二年のとき三郎は彼の顔を借りる際にある提案した。 『――不破は迷い癖が直らないで困ってるんだよね?』 『うん。だって、どっちが正しいか、僕、本当に決められないんだもの』 『だったらね、雷蔵、私はこれから君の顔を借りるから、君には私という人格を貸してあげる』 『三郎を貸してくれるってどういうこと?』雷蔵はわけが分からないという顔をした。 『つまりね、大切なことをどうしても決めなきゃいけないときに、雷蔵は鉢屋三郎になったつもりで決めればいんだよ。その決断は私の決断だと思えばいい』 『それって、三郎が僕の顔を真似る代わりに、僕はいざというとき三郎の思考を真似るってこと……?』 『そうそう。それなら、すぐに判断できるだろ?』 それ以来、雷蔵はいざとなると三郎の思考を真似るようになった。当時の三郎には自覚はなかったが、今にして思えばあれはずっと雷蔵に自分のことを考えていてほしいという独占欲の一種だったのだろうと思う。ともあれ、雷蔵は三郎の提案を実践する形で危険な実習や難しい試験を切り抜けてきた。今では雷蔵の姿を模しているのは三郎だが、雷蔵の方もほぼ完璧に三郎の真似をしてのける。状況が危機的であればあるほど、雷蔵は三郎の思考をたどることができるのだった。 だが、と三郎は思った。自分が学園を離れて数ヶ月。その大部分の時期を、忍術学園は東国大名の侵攻にさらされていた。雷蔵は級長の代理として始終、気を張りっぱなしだったはずだ。迷わない級長としての虚勢が雷蔵に張り付いて、彼の本質を浸食しかけているような印象を三郎は受けた。 雷蔵が三郎のことを考えて、真似をするのは構わない。けれど、と思う。 ――実のところ、雷蔵の美質は私みたいに小賢しくあれこれ策を労さないところだ。 三郎は利と不利、成功と不成功を念頭において策を考えるのが常である。だが、雷蔵はそうではない。迷い癖のある彼はすべての可能性を自由な発想で、平等に検討することができる。三郎にはできない発想こそが、実は雷蔵の強みなのだ。その彼が三郎のようになってしまうことは、避けるべきである。何より、三郎自身がそれではつまらない。 雷蔵の強がりを崩してやらねば、などと三郎は雷蔵について教室へ向かいながら考えていた。 久しぶりの教室には、五年生から六年生に進級したろ組の級友たちが詰めていた。実家へ戻っている間に一度だけ届いた雷蔵の文で、ろ組に落第者がいなかったことは知らされている。それでも、元気そうな級友たちの顔を見て三郎はほっとした。 「おかえり、三郎」 「お前、遅かったじゃないか」 「だけど、こんなときに帰って来るなんて、やっぱり三郎だな」 皆、三郎を見るなり好き勝手なことを言う。それでも、彼らの表情から三郎が戻って喜んでくれていることは感じ取れた。三郎はひとしきり皆に帰還の挨拶を済ませると、すぐに話を切りだした。雷蔵と話があるから、しばらく二人にしてほしい、と。 周囲を敵に包囲された状況で、恋仲の相手と過ごしたいなどと言えば呆れられるかもしれぬ、と三郎は覚悟していた。だが、級友たちは苦笑しつつも、あっさりと三郎の願いを聞き入れてくれた。雷蔵の様子が常ならぬことを、皆、薄々感じていたのかもしれない。或いは、三郎が緊急事態もそっちのけで雷蔵を優先するほど恋に盲目になっている、と思われていたのか。 いずれにせよ、三郎は皆の許しを得て、渋る雷蔵を長屋の自室に引っ張っていった。 「何だい? 僕、忙しいんだけど。お前が戻ったんなら、先生に報告して級長代理としてしていた仕事をお前に引き継がなきゃいけないし」行灯を灯さぬ暗い部屋の中、雷蔵は焦れた表情をしていた。 「少しだけだよ、雷蔵。少しだけ、抱きしめさせて」 「三郎、そんなことをしている暇はないよ。撤退の兆しが見えたとはいえ、外はまだ敵の大名の軍に囲まれているし……」 「お願いだよ、雷蔵。長い間、君に会いたいのを我慢していたんだ。実家では君の変装をすることすら許されなかった。だから、戻ってきた今、君を抱きしめて君の存在を思い出したいんだ。少しだけでいいから」 三郎は懇願するように言った。自分が雷蔵に触れて安らぐように、彼も自分の存在を思い出して緊張を解けばいい。そんな風に思う。 しばらく見つめ合った末に、雷蔵は肩を竦めた。「仕方ないな、ちょっとだよ」そう呟いて、三郎の願いを受け入れることを示す。三郎は雷蔵が返事するが早いか、即座に彼を抱きしめた。久しぶりに感じる温かな雷蔵の体温に、思わず抱きしめる力を強める。十を数えるほどの間、そうしていただろうかだろうか。突っ立ったままの雷蔵の身体から、ふっと強ばりが抜けていった。ゆっくりとくずおれるその身を支えながら、三郎は雷蔵と共に床に座り込んだ。 約束どおりの“ちょっと”で身体を離そうとする。と、今度は雷蔵の方がぎゅっと三郎の腰に腕を回して引き留めた。 「……らいぞう」きっと自分にとって最大限だと声音で、三郎は雷蔵に呼びかけた。 状況が許すならいつだって、どんなときだって、雷蔵の名を優しい声で呼びたいと思う。誰よりもどんな宝よりも、彼を大切に扱いたいと思っている。もっとも、普段はそうしている余裕もないのだけれど――。三郎がそんなやくたいもないことを考えていると、返事の代わりに、スンと微かに鼻をすする音が返ってきた。雷蔵は三郎の肩にぐりぐりと顔を押しつけた。その頭を撫でて、癖の強い髪を撫でてやる。しばらくすると、雷蔵は自分から顔を上げた。 わずかに涙がにじんで赤くなった彼の丸い目が、三郎を見つめる。先ほどの鋭利な刃のような雰囲気はなくなっていた。 「ごめん、僕、何だかぎすぎすしてたよね」雷蔵は謝った。 「いいや。雷蔵はよくやってくれていたよ。皆、きっとそう思ってる。……でも、私は我が侭だから、そろそろいつものかわいらしい雷蔵に会いたいな」 「かわいらしいって何だよ。僕は男だぞ」雷蔵は苦笑してみせて、それから目を細めた。「でも、そういうこと言われると三郎が帰ってきたんだなって思う。お前くらいだもの、僕にそんなことを言うのは」 「それは重畳。雷蔵の魅力を知っているのは、私だけがいいからね」 誰よりも優しいのに、いざとなると誰よりも強い。かといって、頑ななばかりではなくて、三郎の前でだけはこうして弱みをみせてくれる。そんな雷蔵を知っているのは自分だけでいいのだと、心から思う。 三郎は彼に触れるだけの口づけを贈った。それから、至近距離で見つめ合う。 「三郎、帰ってきたからには、お前、級長としての役割を引き継いでくれるだろうね?」 雷蔵は微笑しながら尋ねた。きっと返事は分かっているのだろう。言葉にしなくても多少のことならば通じ合う感覚に、あぁ雷蔵が傍にいるのだと三郎は改めて思った。 「……もちろん、そのつもりだ。雷蔵、君も力を貸してくれるよね」三郎は雷蔵から離れた。踵を返して自室を出ていきながら、後に続いているだろう雷蔵の鋭く問いかける。「雷蔵、取り急ぎ勘右衛門と今後のことについて協議する。勘右衛門は――」 「学級委員会室だよ。そこを学園の生徒の総指揮所として、勘右衛門が指揮してる」 「了解。なら、学級委員会室に向かう間、今のところ分かっている敵の状況を教えてくれ」 「もちろん」 答えるが早いか、雷蔵は即座に敵や学園を取り巻く細かな状況を説明し始めた。膨大な情報量である。だが、そうした大量の情報を自身の頭脳に蓄積することができるのが、雷蔵を始めとする図書委員の能力だった。情報の優先度を選択して、決定を下すのはどちらかといえば三郎の役目。迷いがち――というより、どんな情報にも先入観なく等分の価値を見いだせる雷蔵の強みは、些細な情報まで記憶して取り出せるその能力なのだ。 雷蔵の説明を聞きながら、三郎は頭の中で数十もの策を考えついた。敵の大名は本拠地となる故国が揺らぎ、すぐに帰還しようか、学園を攻め落としてから戻るか迷っている。ならば、学園から手を引かせるための最後の一手を打たねばならない。 そう思いながら、三郎は無意識のうちに微笑していた。竹谷が見たら『企んでいる顔だ』と言うであろう不適な笑み。学園に戻った今、雷蔵が傍にいて、仲間たちの力があるなら、きっと何だってできる――そんな気がしていた。 *** 「そういえば」 のんびりとした雷蔵の声で、三郎は我に返った。 「どうしたの? 雷蔵」 「仕事の話じゃないんだけどさ、三郎の留守中に勘右衛門から文が来たんだ。久しぶりに皆で集まらないかって」 なるほど、お祭り好きで賑やかなのが大好きな尾浜らしい提案である。変わっていないなという感想を抱き、三郎は思わず微笑した。 「それはいいな」 「ちなみに、僕らの仲間うちだけじゃなくてさ、一つ上の先輩たちもご一緒なさるみたいなんだ。ほら、勘右衛門は以前から食満先輩とねんごろだろ。それで出た話みたいなんだけど」 「ほう。それはそれは」 三郎らも今は忍の世界では多少、名が知れてきている。だが、一級上の先輩らとなると、忍の世界ではそれぞれに高い評価を得た者がほとんどだ。用兵に有利な情報を集めるのが得意な潮江と、稀代の戦術家である立花。優れた戦忍たる七松、あらゆる情報に通じると言われる中在家。毒と薬を巧みに扱う善法寺、そして造兵に関しては右に出る者がない食満。先輩ということもあるが、それ以上に忍として会って話してみたいという気持ちにさせられる。なかなか魅力的な誘いだ。会えば……まぁ、同学年で集まったときのように酒の入ったたわいない馬鹿騒ぎにしかならないのだろうが。 「先輩方は皆、あれでよく飲むからな。しかも絡み酒だ」 顔をしかめてみせた三郎に、雷蔵はくすくすと笑った。 「そんなこと言って、本当は皆に会いたいくせに。僕とお前の仲だもの。お見通しだよ」 「ふふふ、ばれたか」おどけて舌を出してみせた三郎は、再び雷蔵の腰にしがみついた。甘えるように頭をこすりつけ、呟いた。「そうだな。皆に会えるのが楽しみだ」 2014/02/01 |