TV版その後の妄想について。 (※1/30メモの内容と全く同じです) TV版EDで、シキを倒すためにトシマへ戻ってきたアキラ。二人の力の差は大きいので、一度目の対戦でおそらくアキラは敗北するのではないかと思います。 が、シキはアキラを殺さない。非ニコルも手に入れたいがために。アキラは負傷して気絶しているので、シキはとりあえずその辺の廃墟に連れて帰って手当をする(あくまで、死なれると困るから)。やがて目覚めたアキラは、敵に救われたことを知り、複雑な気分になります。 アキラの目の前で休息しているシキ。アキラは、脳裏にケイスケを殺された瞬間が浮かび、シキを殺そうと考えます。が、できない。死に際のケイスケの様子などを思いだし、自分には人殺しができないことを悟る。 結局、アキラはシキのもとで療養を続け、敵同士のはずの二人の間には、奇妙に穏やかな時間が過ぎます。その中で、アキラはふとシキに「いつまでラインを撒き続けるのか」「ニコルウィルスの狂気に支配されて、悔しくはないのか」などと問いかけます。最初はアキラの言葉に苛立っていたシキ。しかし、そのうちぽつぽつと、自分自身のしていることに疑問を持ち始め、それをアキラに零します。そんなときだけ、子どものように無防備に不安そうな表情を見せるシキに絆されて、アキラはシキに優しくします(抱きしめるだけでも、もっと進んだ関係になっても、どちらでもいいですが)。 やがて、本格的に日興連とCFCがトシマのせん滅のために動き始めます。軍人たちがトシマに攻めてきて、逃げ場を失っていくシキとアキラ。アキラはシキに、軍人と真っ向からぶつかるのではなく、トシマを捨てて逃走しようと言います。ケイスケを殺されたことでシキを恨むのではなく、自分やケイスケ、nの運命を狂わせたニコルウィルスのもたらす破滅への狂気に打ち勝つことこそ、自分の望みなのだから、と。 そして、トシマから逃げ出すシキとアキラ。 逃亡生活の中で、シキは次第に自分の執着が『強さ』からアキラへ移っていっていることに気付きます。その後は、イグラのバカップル的な感じになってもいいと思うのですが、そこまでの途中経過にED1のような『眠り』の期間を挟む展開も捨てがたい。ニコル保菌者のシキは、自分が強さへの興味を失いつつあると気付いたら、すぐにはそれを受け入れられないだろうという気もするので。でも、『眠り』の期間を経るにせよ、最後はやっぱり復活してシキアキ展開なハッピーエンドがいいなぁと思います。 2011/02/06 |