鶴丸女士化騒動顛末1−1
★特殊嗜好の多い内容です。必ず注意書きは確認してください。 1.プロローグ それはちょっとした事故だった。 某日。私は少し特殊な政府施設を、訪れていた。護身刀は鶴丸国永。昔、本丸を失った私の手に唯一、残った刀剣男士だ。その彼と恋仲になってから二年ほど経つのだが、これは余談である……今のところは。 「……しかし、まぁ、厳重なことだな」 施設の廊下を歩きながら、国永は感心したように言う。それもそのはず。刀剣男士である彼の目には、施設の床や壁にこれでもかと張りめぐらされた呪術防壁や結界が、はっきりと見えているのだろう。 この特殊な政府施設は、万屋などと同じように本丸サーバーネットワーク上に築かれている。というのも、呪術やその他の審神者の業務関連の研究を行うための施設だからだ。ちなみに、施設には演練場も併設されていている。普通の演練ではなく、夜戦や地下での戦いなど戦場をさまざまな環境に変化させての模擬戦が行われる場所だ。私たちがこの施設にいるのは、後輩の審神者がある呪術の実験に参加しているためだった。彼らから、ちょっと実験を見にこないかと誘われたのだ。 「ここの造りはたいそうややこしいみたいだが、後輩はどこにいるんだ?」 国永に問われて、私は単衣の袂から携帯端末を取り出した。後輩からもらったメールを表示する。文面の中から彼がいるはずの場所を発見しようと、私は画面をスクロールした。 「えぇと……確か、この先の第三実験室って書いてあったはず……」 そのときだ。国永が「主」と鋭く声を発する。私は顔を上げた。恐ろしいくらい真剣な眼差しの国永が、私を腕の中に抱き込む。彼は私を壁に押しつけるように身体を密着させた。直後、国永の背後でまばゆい光が閃くのが見える。 あまりの眩しさに、私は思わず目を閉じた。何か独特の感覚を肌に感じる。熱くなったり、寒くなったり。空気の流れや地面の揺れ。宙に浮いているような不確かな感じ。いつの間にか私は気を失っていたようだった。 やがて、遠くで誰かの声が聞こえる。落ち着きのあるアルト。懸命に私を呼んでいるのが分かる。私は声に引き上げられるように、ゆっくり目を開けた。 「よかった、主……」 優しい円(まろ)やかな声が、そう音をつづる。 いつの間にか、私は壁に背を預けて床に座り込んでいたようだった。私の上に身を乗り上げるようにして、白い姿がこちらをのぞき込んでいる。真白の髪に白い肌、白っぽい金の瞳。馴れ親しんだ近侍だ。私は安堵の息を吐こうとして……そこで、逆に呼吸を止めた。 私の膝の上に乗るように座っているのは、いつもの彼ではなかった。否、彼ですらない。「主?」と首を傾げる相手の高い声、細い首、頼りない肩。いずれも、明らかに女性のものだった。そもそも、国永は細身とはいえ立派な刀剣男士だ。着やせして見えるが、筋肉はしっかりついているし、それなりにウェイトもある。その彼を膝に乗せて、私が平然としていられるはずはない……普段ならば。 「どうした、主?」 心配そうに国永は私の頬に触れた。その指は細くて、柔らかい。手を伸ばしたことでより密着した身体は、ひどく柔らかくて。 「っ……う、」 「う?」国永は長い睫を震わせて、瞬きをした。 「わああぁぁぁぁあああ!!」 私はとりあえず叫ぶことしかできなかった。 *** 大変なことになった、と鶴丸国永は思う。 主と呪術実験の施設の中を歩いていたら、嫌な気配がした。ので、ともかく主を庇ったところ、気がついたら女の身体になっていた。顕現されてこの方、始めての事態である。退屈を嫌う自分の性質からして、このような事態は面白がってしかるべきだった。確かに面白かっただろう……主のことがなければ。 気絶から意識を取り戻した主は、国永が女の身体だと気づいた途端に絶叫した。しかも、護っただけだというのに、襲われかけた生娘みたいに国永を押し退けて、距離を取ってしまった。今はたっぷり一メートルほど離れて、この場に駆けつけた後輩の傍にいる。どういうことだ。主の傍にいられるのは、護身刀である俺の特権のはずなのに。そう思うと、まったく面白くない。 駆けつけた後輩や術者たちの話では、国永と主が通りかかった廊下の脇の実験室では、『意思の力で対象に働きかけて、形態を変化させる』という術の実験を行っていたらしい。この『意思の力で対象に働きかける』というのは、いろいろ使い道はあるが、最たるものは刀装作成だろう。審神者と刀剣が資材に働きかけて作り出すのが、刀装である。問題の実験では、刀装のバリュエーションを作りだそうと試行錯誤していたようだ。主の後輩は刀装作成の名手であるから、そこに立ち合っていたのである。 ところが、術者の一人が実験中に霊力の加減と配合を誤ったために、術が結界で密閉された実験室から廊下まで漏れだしてしまった。たまたま、そこを国永と主が通りかかった。国永は術の気配を感じて主を護ったが……己の身はその影響を受けてしまったというわけだ。 『――第三種呪術事故です。担当職員はただちに対処してください……』 館内放送で警告が流れているのが聞こえる。 呪術事故には深刻さの程度によって、第一種から第三種までの区分が定められているということは、国永も知っていた。政府のマニュアルを見れば細かな定義などが長々と書かれているのだが、簡単に言えば―― 第一種、大惨事 第二種、そこそこ深刻 第三種、たいしたことはない という区分になる。 今回は被害が国永だけ。しかも、身体構造の変化はともかく、存在に何か影響があったわけでもないことを思えば、第三種と分類されても不思議はなかった。 刀剣男士は審神者の霊力で肉体を与えられ、顕現される。とはいえ、実体の七割くらいは霊体だ。だからこそ、戦闘で負傷しても審神者の手入れで治る。意思や祈り、霊力など非物質的な要素の影響を受けやすいのである。対して、人間である審神者は霊的な要素も持つものの、その肉体は物質としての割合が高い。 もし、主が実験室から流出した力を直に受けていたら、どうなっていたか。どうもならなかったかもしれないが、一方で今の国永以上に悲惨な事態になっていた可能性もある。そうなれば、さっきの『事故』は[[rb:第三種 > たいしたことない]]なんて言っていられなかっただろう。 主を護ることができた。それはいいのだが――。 国永はイライラとため息を吐いた。状況調査のために話を聞くから待っていてほしいと言われ、主と共に会議室に押し込められたものの。主はやはり国永から距離を置こうとする。いつものように隣に座っても、何だかんだ理由をつけて離れてしまうのだ。 とうとう、国永の苛立ちは限界に達した。 事故の片づけがあるのか、まだ己たちの他は誰もやって来ない会議室の中。不自然に離れて座った主に、声を掛ける。 「……主」 すると、携帯端末を操作していた主はビクリと肩を揺らして、顔を上げた。黒い瞳が戸惑うようにさまよう。結局、その眼差しはほんの少しだけ国永から逸らされた位置で止まった。気にしなければ、ちゃんと目を合わせて話をしているのだと錯覚するくらいのわずかな誤差で。 そのことに、ますます苛立ちが募る。 「主、どうして俺から離れる? 俺と目を合わせない?」 「……別に、離れてないし、今も目を合わせてるだろう?」 「くだらない嘘が俺に通用すると思っているなら、驚きだな。……なぜだ? 女の姿の俺は、直視できぬほど気持ち悪いか?」 「っ……。違う! そ、じゃなくて……」主は視線を伏せた。その頬と耳が朱に染まっている。「――……国永が、綺麗で……かわいすぎるから……」 「綺麗でかわいいだと……? 本当にそう思うなら、普通に見ればいいし、何なら触ればいいだろう?」 そう言ってみるものの、主はギュッと目を瞑って、ふるふると頭を振るばかり。綺麗でかわいいと思うのに、触れない? どういうことだ。女の姿への賞賛の言葉は嘘で、本当のところ主はこの姿を嫌悪しているのではないかという考えが戻ってくる。 苛立ちに任せて、国永は席を立った。ズンズンと主に近づく。国永の動きが予想外だったのか、逃げ遅れた主は驚いたように座っていたパイプ椅子をガタガタいわせた。その主の肩を、左手で押さえつける。身体は女になっても、刀剣男士(今は刀剣女士か?)としての握力はそのままのようだ。男である主を、軽々と拘束することができた。 「俺を厭うていないのなら、口吸いくらいできるよな? なに、恋仲になる前から、ずっとしてきたことだ。主も抵抗が少ないだろう?」 「それは……って、国永、やめっ……――」 もがく主を押さえたまま、唇を押しつける。頑なに引き結ばれた主の唇を、誘うように柔らかく食んだ。けれど、主は唇を開こうとはしない。押さえつけたままの肩も、ずっと強ばったままで――。 国永は諦めて、唇を離した。 見れば、主はいつになく情けない顔をしていた。ひどく申し訳なさそうな様子で、「ごめん」と謝る。 「……ごめん。国永の身体の変化とか……まだ、頭が追いついてなくて……。もう少し、時間をくれたら……」 「もう、いい」 ポツリと国永は呟いた。とっさに口づけができない。それがすべての答えのように思えた。 主は本丸を失い、黄泉の穢れを受けてから、それを抑えるために口吸いで国永の気を受け取ってきた。まるで雛鳥のように。当時は恋仲でさえなかったけれど、必要に駆られたせいもあって、主はごく自然に国永と唇を重ねてきたものだ。今、それができないというのは、今の己が主に受け入れられていない証拠だろう。 もはや主に受け入れられない刀剣に、どんな存在意義があるのか――。 「……もう、いい……!」 国永は鋭く吐き捨てて、会議室を飛び出した。無我夢中で施設の中を駆け抜ける。やがて、演練場に出たところで、国永はようやく立ち止まった。すり鉢状の観覧席の最上部に立って、戦う部隊をぼんやり眺める。 と、そのときだった。 「――お嬢さん、それって鶴丸国永のコスプレ? すごく似てるね」 背後から、聞き覚えのない男の声が聞こえてくる。お嬢さん? 何を言ってやがる、こいつ。と国永は一瞬、本気でそう思った。 刀剣男士は人間の目からするとたいそうな美形らしい。が、審神者や政府関係者は彼らが刀剣男士と知っているので、まず「お嬢さん」なんかとは間違わない。国永は現世の街に出ることもあるが、そのときは容姿を目立たなくする目くらましの術を掛けているせいもあって、やはり女扱いされたことはなかった。 まして、ここは審神者関連の施設だ。ここにいる人間は鶴丸国永が刀剣男士と認識していて、しかるべきなのである。どこをどう間違って、女、しかもコスプレをしていると勘違いしたのか。阿呆の顔を見てやるか、と国永は振り返った。 声をかけてきたのは、いかにも女遊びに馴れていそうな優男だった。いちおう審神者らしく、刀剣男士との縁が感じられる。けれど、男は主のように審神者に支給される単衣と袴をまとわず、鈍色の着流し姿だった。それが粋で似合っている。 優男は国永の視線を受けて、にっこり笑った。 「後ろ姿からもしかしてと思ったけど、君、やっぱりものすごい美少女だね。……ねぇ、ちょっと俺と遊ばない」 そこで、国永は自分が今は女の姿だということを思い出す。と、同時に気づいた。これはいわゆるナンパというやつであろう、と。 まさか、長い刀生の中で女になって誘われるとは。 世の中は驚きに満ちている。 2.さにわちゃんねるにて 先輩の鶴丸が刀剣女士になった件について 1 後輩 こいつは驚いた! 2 ななしの審神者さん 驚いた 3 ななしの審神者さん wktk 4 ななしの審神者さん >1 詳細はよ (ノシ 'ω')ノシ バンバン 5 ななしの審神者さん 写メうp! 6 ななしの審神者さん そうだ! おんにゃのこ鶴の写真くれ! 7 後輩 とりあえずスぺ投下する。 >1こと俺(男) ・先輩の後輩 ・審神者歴5年くらい 先輩(男) ・初期審神者 ・俺の恩人で今は仕事上のつながりもある人 ・昔、本丸と刀剣の大半をなくした ・元嫁加州(故人)、今は鶴丸と恋仲 鶴丸 ・先輩の本丸で唯一、残った刀剣 ・今は先輩の近侍で恋仲 8 ななしの審神者さん ってことは、後輩の先輩は恋仲の鶴丸が女士になったってことか。 これは……鶴が旦那か嫁かで、状況が違うな┐ 9 ななしの審神者さん >8ここは成人指定版 規約に「他人の嗜好や性癖を非難したり、からかったりするのは禁止」とある。 そこから、腐も歓迎だけど ┐ を出さないこと、他の住人も腐にカエレ!!してはいけないということになってる。 10 ななしの審神者さん 刀剣男士は皆、それぞれに綺麗だけど、 鶴とか打刀以下とか細身な奴は女士姿も似合いそう。 11 ななしの審神者さん まぁ、奴らは刀=武士の魂だから。 女体化したら、喜ぶより困惑するんじゃね? 俺なら、とりあえずおっぱい揉むけどさ。 12 8 >9 すまぬ。気を付ける。 つい、見覚えのあるスペックを発見して、興奮して初成人指定版カキコしてしまったんだ。 13 ななしの審神者さん あ、そういえば。この後輩のスペ、何か知ってると思ったら…… お前、後輩じゃねーか! 14 ななしの審神者さん コテが後輩なんだから、後輩は後輩だろJK 15 ななしの審神者さん 自分も知ってる。後輩が投下したスペの先輩と鶴も知ってる。 この刀剣女士になった鶴って、前に主に恋歌書いた扇を贈った鶴じゃないの。 16 ななしの審神者さん え? kwsk! 17 ななしの審神者さん 過去スレ嫁 つユイノウカッコカリについて語るスレpart36 つうちの三日月の趣味が読書だった話する 18 ななしの審神者さん あ、この後輩、俺も知ってたわ。 先輩と鶴は元気にしてる……わけないか。どっちも大変そうだな。 19 後輩 あ、意外と知ってる人がいた。 とりあえず、経緯を投下するよ! とはいっても、さにちゃんのお約束、審神者の情報には機密がいっぱいあるから、いろいろフェイク盛り盛りだよ! 近侍さんが刀剣女士化したのは本当だけどね! 20 ななしの審神者さん おk 21 ななしの審神者さん wktk 22 ななしの審神者さん フェイクおk 23 後輩 経緯だよ。 演練の時間待ちに、うちの刀剣たちがちょっと術で遊んでたら、うっかり近くにいた先輩の近侍さんにかかっちゃった。近侍さんは刀剣女士になっちゃって、先輩がびっくり。 近侍さんが近づくとマナーモードで距離を取るもんだから、近侍さん激怒。ちょっと政府の人に連絡する間、二人で待っててもらったんだけど……。近侍さんは先輩が近寄らないことに腹を立てちゃったみたい。恋仲なのになんで離れる、女の姿の自分が醜いからかって詰め寄ったら、先輩が怯えたから落ち込んでどっか行ってしまったんだって。 24 ななしの審神者さん mjk 25 ななしの審神者さん 女体化と聞いてwktkしてたけど、けっこう深刻な展開で正座した。ってか、鶴、出ていったってあるけど、大丈夫? 26 ななしの審神者さん 先輩は、なんでおにゃのこ鶴がダメなんだよ。 かわいいじゃねぇか。(想像でしかないけど) 27 ななしの審神者さん そうだよ。 恋仲の刀剣男士が女士になったら、 そりゃあ、いちゃいちゃべたべたするだろjk 28 ななしの審神者さん マナーモードって(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルってことか? 先輩ヘタレか 29 ななしの審神者さん あー。まぁ、先輩の反応も分からんではないな、自分は。 審神者って非リアというか、現世で恋愛しないうちに審神者になる奴いるだろ? で、審神者になると、夜戦とかもあって24時間体制の業務だ。恋愛する暇とかなくて、男だと異性への免疫がなくなるパターンも多いんじゃね? まぁ、自分がそうなわけだが。 30 ななしの審神者さん 女審神者の自分も非リアだぜ! だって、次から次へと敵でてくるじゃん。本丸運営忙しくて、恋愛とかしとる場合じゃないんじゃー! 現世に恋人とかいても、すれ違いでダメになるしさぁ。 歴史修正主義者が!活動をやめないと!私が非リア !! まぁ、非リア充とはいっても、十分にさに充してますが。 31 ななしの審神者さん さに充wwwww審神者として充実している、か。確かに。 でも、さに充してると、うっかり刀剣男士と恋仲になって、ある意味リア充になることもあるんだぜ(ソースは自分 32 ななしの審神者さん でも、そんな形で刀剣男士と付き合ってたら、なおのこと異性への免疫ない罠。先輩は元嫁加州で鶴と恋仲なら、それこそ異性にしろ同性にしろ現世での恋愛を経験してないパティーンじゃね? あと、最初の方でも出てたけど、鶴が旦那だとしたらなおさら先輩は混乱してるんじゃ……。 33 ななしの審神者さん てか、後輩、話の続きはよ。 34 ななしの審神者さん あ、そっか。 後輩が落ち着いてるってことは、鶴は一度いなくなったけど見つかったってことだよな。 35 後輩 あ、近侍さんは見つかってるよ。 俺が先輩のところへ行ったら、先輩が慌ててどこかへ行こうとしてた。どうしたのか聞いたら、近侍さんが怒って立ち去ったって。 で、先輩とあちこち探したら、近侍さん発見!! ただし、よその審神者に ナ ン パ さ れ て た 36 ななしの審神者さん 急展開 37 ななしの審神者さん tk、そいつ勇気あるな。 コミュ障の自分には演練場でナンパなんかできんわ。 38 ななしの審神者さん 自分とこの刀剣男士もいるしな。 自分があいつらを顕現したって意識があるせいか、 我が子みたいな気がしてさ。 どうもあいつらの前で悪いことはできんなぁ。 39 ななしの審神者さん 同意 40 ななしの審神者さん ってか、ナンパどうなったの? 41 ななしの審神者さん 先輩は? 自分の恋人ナンパされて黙ってたの? 42 ななしの審神者さん しかし、刀剣女士の鶴を前にマナーモードになる先輩に、ガツンといくのは難しいのでは。 43 後輩 もちろん、先輩が助けに入った。 ただし、マナーモードで。 44 ななしの審神者さん >ただし、マナーモードで wwwwwww こんなん草はえるわwwwww 45 ななしの審神者さん マナーモードwwwwwwww ファーwwwwww 46 ななしの審神者さん ちょ。笑ってやるなwww 先輩はwww恋人のためにwwwwww がんばったんだぞwwwwww 47 ななしの審神者さん そうだそうだwwwww 48 後輩 流れを無視して詳細話すよ☆ 先輩、近侍さんがナンパされてるのを見て、「いってくる」って走っていった(この辺はびっくりしたのか、いつもの先輩だった)。 先輩「それはうちの近侍なので、連れていかれると困ります」 ナンパ師「この子が近侍? ってか、君とこの子って恋人同士? もしかして、審神者と刀剣男士プレイの最中? だったら、ごめん」 先輩「いえ、そういうことではなく」 テラカオス 49 ななしの審神者さん 審神者と刀剣男士プレイwwwww 何その超コアそうなプレイwwwwww 50 ななしの審神者さん しかし、需要はそこそこありそうなイマゲ 51 ななしの審神者さん 審神者自体がそもそも、そういうプレイっぽいよね。 男士たちに主呼びされるし。 52 ななしの審神者さん たしかに。自分も最初はマニアックなプレイっぽくて、主呼び馴れなかった。 ……心の汚れた大人でゴメン>男士たち 53 ななしの審神者さん 審神者あるある 54 後輩 カオス状態の中、発言したのは近侍さんだった。 近侍さん「今はこんな姿形だが、俺は確かに鶴丸国永だ。そこにいる○○(先輩が審神者名的に使っている通り名)を主として頂いている」 ここで近侍さん、先輩に寄り添った。たぶんこれが自分の主だってことを強調したかったんだろうけど……ここで先輩がマナーモード開始。 近侍さんがあれ?って顔する。 それを見たナンパ師は「やっぱり主従じゃないんでしょ」って顔になった。 ナンパ師「本当に?」 先輩「……ほ、……本当です……」この辺で先輩、涙目。「……不測の事故で、今は女性の身体ですが、……これはうちの近侍です……。連れていかれると、困ります……。だから……」 ナンパ師「そっか。ちょっかいかけて、ごめんね」 ナンパ師は悪い人じゃなかったらしくて、事情を聞いて去ってくれた。 近侍さんは先輩が近侍さんを必要だって言ったことで喜んで、先輩に抱きついた。――ら、先輩は真っ赤な顔で逃げた。 まぁ、そんなこんながあったけど、 いちおう落ち着いたところだよ☆ 55 ななしの審神者さん いろんな意味で惨事な件について 56 ななしの審神者さん 先輩、がんばったなぁ(遠い目) 57 ななしの審神者さん 先輩はやればできる子 58 悪友 スレ立てに来たら後輩がすでに立てていた件について 59 ナンパ師 スレ立てに来たらすでに立てられていた件について 60 ななしの審神者さん お 61 ななしの審神者さん 関係者二人キターーーーヽ('∀')ノ 62 ななしの審神者さん 悪友は知らないが、ナンパ師って……。 後輩の話に出てきたナンパ師か? 63 後輩 悪友さん(男) ・先輩いわく「これは悪友」 ・三日月と清光が正室 ・いろいろ軽い ・先輩をイジるのに命かけてる ナンパ師 ・ナンパ師 64 ななしの審神者さん もしかして:後輩、ナンパ師に怒ってる? あと、悪友のスペの ・三日月と清光が正室 ってなんぞ? 65 ななしの審神者さん ナンパ師のスペの簡潔さが、後輩の怒りをあらわしているようだ……。 66 悪友 >64 後輩の書いたままだよ! 三日月と清光どっちもが正室。三角関係とかではない。 えっちのときとか二人フツーにちゅーしてるし、相手のことは抱けるけど、じゃあ二人だけでしてみる? って言ったら「それは味気ない」って声そろえて言われた。二人いわくお互いへの感情は愛情に近いけど親愛なんだって。こいつなら主君を任せられる的な? 感覚らしい。 衆道を知ってる世代の感覚はよく分からん。 67 ななしの審神者さん なるほど。 68 ななしの審神者さん たしかにそれは現代人には分からんわ。 69 ななしの審神者さん ってか、悪友さらっと書いてるけど、これ、状況的に3Pじゃね? 三日月と加州だと!? あんな美人二人とえっちできるとか裏山 70 ななしの審神者さん mj裏山 71 ななしの審神者さん 待て。本当にうらやましいか? 当然ながら、男士はけっこう体力ある。それに×2で付き合うんだぞ? 男役でも女役でもつらいだろjk。 72 ななしの審神者さん あっ…… 73 ななしの審神者さん たしかに…… 74 ななしの審神者さん しかし、そうはいっても美人とえっち裏山 75 後輩 なんか、今、ちょっと下ネタ入るかもと思って成人指定板にスレ立てした自分を誉めてやりたい俺ガイル……。 っていうか、悪友さんっ!! さにちゃんで下ネタ拡散してたら、先輩に言いつけますからね! もうじき、こっち来るんですよね? 先輩がマナーモードなのは近侍さんに対してだけだから、めっちゃ怒られますよっ!! 76 悪友 ごめん 77 ななしの審神者さん 後輩つよい 78 ななしの審神者さん 後輩つよい ……ってか、この場合、先輩が怖いのか? 79 ななしの審神者さん たとえ刀剣女士には免疫なくても、先輩は先輩だもんなぁ。そして今は部分的マナーモードとはいえ、先輩、戦闘系審神者だし。 80 ナンパ師 あの審神者(先輩)と女士鶴、慕われてんのな。 道理で、帰ろうとしたら、まんば連れた男審神者に睨まれたはずだわ。あれ、後輩だったのか。 81 ななしの審神者さん つか、ナンパ師はなんでナンパなんかしたよ? 82 ななしの審神者さん 演練場でナンパとか。 83 ななしの審神者さん けど、それがきっかけで審神者同士、付き合ったり結婚したりすることもあるしさ。まぁ、いいんでね? 無理強いしなければ。 84 ななしの審神者さん まぁな。このナンパ師、あっさり引いてるしな。 ちな、女士化した鶴をナンパしちゃって、どんな気持ち? あ、間違えた、的な? それとも、同意があったらイイコトしたかった? 85 ななしの審神者さん それは気になるかも。 86 ナンパ師 うーん。うちは鶴丸国永いないから、鶴丸に申し訳ないとかはないかなぁ。 俺は男も女もどっちでも行ける口なんだわ。今までも演練でナンパして、遊びって同意の上でえっちまでした相手いるし。 純粋に仮定の話をすれば、あの女士鶴とだってそういうコトはできるだろうと思う。本当は、もうちょっと粘ろうと思ってたんだよな。女士鶴の審神者、頼りない感じだったから……本人の同意さえ取れればイケるんじゃないかって。 87 ななしの審神者さん ? 88 ななしの審神者さん じゃあ、なんであっさり引いたの? 89 ななしの審神者さん さすがナンパ師。積極的である。 90 ナンパ師 >87-88 女士鶴は自分の近侍だからって庇おうとする審神者がさ、涙目でなんか色っぽかったから……正直、女士鶴も審神者もどっちもイイんじゃねって思ったんだよね。 でも、こう、惹かれた相手にはひどいことできないじゃん? で、あっさり引くことにした。 91 ななしの審神者さん これは…… 92 ななしの審神者さん 助平なのか紳士なのか 93 ななしの審神者さん >92 いいえ、彼はナンパ師です。 94 後輩 絶許>ナンパ師 先輩と近侍さんに手出ししたら、うちのカンストまんば連れて本丸に行くからね! 95 悪友 ナンパ師が引いた理由がけっこうアレだった件についてwwww先輩いろんな意味で危機一髪じないかwwwww とはいえ絶許>ナンパ師 先輩に手出ししたら、そっちの本丸ハッキングする。 96 ななしの審神者さん ナンパ師フルボッコwwwwww 97 ナンパ師 ほんと、お覚悟されて俺、涙目だわ。演練で隊長だった小狐にもナンパしてたことがバレて、めちゃ怒られるし。 98 ななしの審神者さん まあ、それはナンパのリスクってことで、自業自得なんじゃね? 先輩のとこの場合は後輩や悪友もいたわけだけど、他の審神者ナンパするにしたって、刀剣男士っていうセコムいるわけだし。 修羅場ったことないの? 99 ナンパ師 修羅場はないな。俺が遊ぶのは、だいたいそういう遊びが好きで刀剣男士に公認されてるか、もしくは完全に隠してる相手ばかりだから。お互いに遊びって分かってるから、仲を疑われるほどの回数も会わないで次に行くし。 100 悪友 >100ゲト 後輩のとこに合流したから、二人ともしばらく落ちる。 あ、そうそう。女士鶴の写真、先輩に許可もらったのだけ置いとくよ。 つ(単衣と袴姿の男審神者の後ろ姿に、手をつないで立っている小柄な鶴丸らしき後ろ姿) つ(三日月、山姥切、加州、小柄な鶴丸の後ろ姿。鶴丸の身長は加州と同じくらい) 一枚目の手をつないでるのは、先輩が遠ざかるから捕獲されてるんだって。ちな、戦装束はちゃんと女士サイズに変化してるっぽい。戦装束は服というか、刀剣男士の本体の一部扱いだからだろうって。 二枚目はうちの三日月、清光、後輩のとこのまんばと身長比較してもらった写真。ちな、男士時の鶴丸は三日月とまんばの中間くらいの身長。 101 ななしの審神者さん 顔は! 正面からの写真うp!! 102 ななしの審神者さん 顔見たい!! 103 ななしの審神者さん 自分はむしろこの鶴の本体がどうなってるのか気になる。 104 後輩 先輩が、近侍さんの後ろ姿以外の写真はだめって言ってるから。 あ、でも本体はおkらしい。 つ(鞘に入った普通の鶴丸国永の本体) つ(鶴丸国永の抜き身) 体格は変わっちゃったけど、本体に影響はないみたい。写真だと分からないだろうけど、本体の長さを測っても普段と変化はなかった。 どうやら、『顕現時の姿』だけが影響を受けたみたいだ。 105 ななしの審神者さん 後ろ姿だけでもよく分かる。 鶴丸細い! かわいい! 106 ななしの審神者さん 本体写真ありがと>後輩 刀剣男士の本体は顕現した姿と違って物質だから、術なんかの影響を受けにくいのだろうか……。 (以下、女士鶴萌えと女士化考察とが入り混じって、しばらくカオスな流れがつづく) |